お題:鋭い狼 制限時間:30分 読者:873 人 文字数:1114字

能ある狼も爪隠す ※未完
男は狼なのよ、気をつけなさい―――


とは、古い楽曲にあったハズだけど。
本当に狼なワケ?この目の前に居る、集団が?

人数合わせにお願い、と合コンに誘われたは良いものの・・・
この集団が狼には見えない・・・良くて犬か??

盛り上げ役の男の子は周りに気を遣って色々喋ったり、話を振ってるけど・・・
誰を狙うでもなく、その場を盛り上げる事に集中。
何となく、余裕もあるっぽいから、彼女持ちだけど合コン頼まれて幹事やってます、的な?
明らかに危険度は低そう。

もう一人は、話に乗りかかろうとするものの、ワンテンポずれてて、中々話についていけてない。
合わせて笑っている顔にはあまり余裕無し。
中々獲物にありつけない、どこか抜けたワンちゃんだこと。

その隣のヤツは・・・あー、狙いは分かりやすいし、この中では一番狼なのかもしれないけれど、
自分の事ばっかり喋ってる自慢くん。
別に、ガツガツしたタイプが好き、というわけでも無い。
そういう意味では、一番狼な彼とは合わないっぽい。
あちらも私ではなく、隣の子に照準を合わせてるみたいだし、その辺はうまくやれば?

で、その隣が・・・人数合わせか?ひたすら飲み食いしてるだけの男の子。
他の子の飲み物や食べ物も見ながら色々と注文してるみたいだけど、基本聞き役に徹してる。
人数合わせの私と真向かいの端っこの席。
店員さんと気さくに話してるのは分かるけど、この子も相手を探してるようには見えない。
私と同じクチかな?

愛想笑いを浮かべつつ、浮かない程度に会話に紛れ込む。
盛り上げ役の彼の話に乗りかかってみたり、女性人の乗り気な子を目立たせてみたり。
そして、盛り上がったようなら、一旦身を引く。
ワンテンポずれた彼も、何か可哀想だから、少しフォローしつつ。
自慢クンは・・・まぁ、放っておいてもいいか。彼の毒牙にかかって泣くようだったら、
それはそれで、かかった彼女が悪い。

そんな感じで『ちゃんと楽しんでますよ』的なオーラを出しつつ、
場の流れで、メアド交換なんかしてみたりして。
とりあえず、一次会は終了、二次会はカラオケへ、という流れの中。
自慢クンと、その目標になってたコは抜けるらしい。
あぁ、お持ち帰りね・・・まぁ、どうなるかは彼女次第だし、私の口を出すトコでもないか。

4-4から3-3へと変わった合コン。
先に抜けた二人の噂なんかもしつつ、カラオケへ・・・。

能ある鷹は爪隠す、というけれど。
能ある狼もまた、鋭い爪は隠しているらしい。

盛り上げ役の彼が、場を盛り上げるような選曲の中。

一人だけ別格だった。
あの、食べ飲みに徹してたあのコが・・・

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