お題:輝く昼 必須要素:主人公が誰かを愛す 制限時間:15分 読者:529 人 文字数:846字

[理想の彼氏] ※未完
 君に恋人ができたと聞いた時は、嬉しく思いました。君は、我が娘ながらというか、というか、とても物語を愛する娘でしたね。
 子供の頃は桃太郎の嫁になりたがりましたし、次に仮面ライダーのヒロインに。もう少し大きくなってからはマンガやアニメて、重婚になるんじゃないかと心配になるくらい多くの嫁をめとっていました。
 そんな君が、『私の彼氏は凄いんだよ。なんでもしってるの』
 そういった時は少しばかり心配になりました。高校生の時というのは、私からみると、まだ若さを残している大学生くらいの年の男性でも、大人であり万能に思えますからね。
 彼氏の写真なり姿が見たいというと、君は喜んで見せてくれましたね。
 あれゲームじゃ無いか。
 そう、それは自分の理想のアバターを作り出し、会話を楽しむゲームでした。
 正直、笑ってしまった私を君は怒りましたが、あれは苦笑ではなく、安堵の笑みだったのです。君はまだ変わっていないと。
 
 それから数ヶ月後、君は生身の彼氏を連れてきましたね。彼はとても、物をよく知っていて、君の事も私の事も熟知していて、不思議に思ったものです。
 君の友人や、私の周りの若い娘たちも同じ時期に理想の彼氏ができて、ああ、世間は春なのだと思いました。
 ただ、君が妊娠したと聞くとそうはいってられなくなりました。
 彼を探し出して話しを始めると、全く問題ないと彼は言います。お金の心配もないし、元気な子を生んで欲しいと。
 まるで他人事のような彼に怒りをおぼえたままでいると、彼は言いました。会社で巻き込まれている横領事件について。

 そこで沈黙をしたことを私は後悔しています。
 どこの産婦人科も戦争のようにたくさんの妊婦がいました。

 君の子供は生まれました。人間で無いそれ。私の孫が化け物であった事。彼の手により、その子供が連れ去られた事。

 そして今、空一面に浮かび無数の円盤。 
 ゲーム[××の彼氏] 。それは、最初から君たちを狙って行われた行為だったのです。
 
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