砂猫の即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
15分 45 38354字 852.3字 100.0%
総合 45 38354字 852.3字 100.0%

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作者:砂猫 お題:ひねくれた税理士 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:914字
コンビニは昼どきのせいかかなり混んでいた。この近くには他に店がないのだ。棚の間をのびて奥の酒類のコーナーまで続いていた。コーヒーとサンドイッチを買って列に並んだ 〈続きを読む〉

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作者:砂猫 お題:自分の中の処刑人 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:949字
映写技師になるのが夢だった。幼い頃、映画館の座席でときおり振り返って光りの筋が刺しこんでくる四角い窓の向こうでじっと黙ってスクリーンを見つめている映写技師の姿を 〈続きを読む〉

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作者:砂猫 お題:かゆくなる天使 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:855字
加奈子が珍しくおみやげを買ってきた。まんじゅうだった。「駅前に最近できた店みたい」紙袋には「満点堂」と書かれていた。駅には毎日行っているがそんな店は見たことがな 〈続きを読む〉

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作者:砂猫 お題:出来損ないの別れ 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:976字
今日こそ言おうと決めていたが、捨てられた子猫のような消え入りそうな顔でカフェの一番隅で小さくなっている佑美の顔を見ると決心がゆるんだ。その時点で、もう今日は言え 〈続きを読む〉

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作者:砂猫 お題:強い電撃 制限時間:15分 読者:11 人 文字数:840字
「ねえ、何、これ」 行きつけの居酒屋で今日のおすすめとして掲示されていたメニューを見て、麻衣が言った。 しびれさしみ、と書いてある。写真も何もない。「しびれさし 〈続きを読む〉


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作者:砂猫 お題:幼い嵐 制限時間:15分 読者:12 人 文字数:885字
「ねえバキュームカーってなに?」 お子様ランチをのご飯の上に立った旗をくりくりと指先で回しながら言った。いつも通りの大声だったので、妻があわてて口をふさいだ。お 〈続きを読む〉

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作者:砂猫 お題:とてつもない踊り 制限時間:15分 読者:14 人 文字数:1162字
理屈じゃないんだよ。そう言い捨ててあいつは出て行った。理屈じゃない、そんなことくらいおれにだってわかっている。じゃあどうすればいいんだよ。おれたちの「あれ」を完 〈続きを読む〉

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作者:砂猫 お題:あいつと年賀状 制限時間:15分 読者:14 人 文字数:751字
ドアの前にリスが死んでいた。クリスマスの夜だった。かちかちに固まっていた。とても小さくて顔を近づけなければリスだとわからなかった。○ねばたいていのいきものは小さ 〈続きを読む〉

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作者:砂猫 お題:わたしの嫌いな外資系企業 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:785字
朝起きてすぐあたしは水を飲む。はやりのカナダのミネラルウォーターなんて飲まない。水道を水をわかして冷やしておいたものだ。そして、ゆで卵を食べて牛乳を飲む。卵は知 〈続きを読む〉

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作者:砂猫 お題:どす黒い暴力 制限時間:15分 読者:15 人 文字数:685字
その日の私はかなり酔っていた。酔うと気が大きくなるのは若い頃から変わっていない。だから、最終に近い電車が去った後の閑散としたホームでの不穏な空気を察しても、その 〈続きを読む〉