此瀬 朔真の即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
15分 13 10157字 781.3字 100.0%
30分 2 2563字 1,281.5字 100.0%
総合 15 12720字 848.0字 100.0%

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作者:此瀬 朔真 お題:君と許し 制限時間:15分 読者:38 人 文字数:528字
跪き、頭を垂れる。床に敷き詰められた緋毛氈、高い窓から射し込むわずかな光を反射して、漂う埃が煌めく。 呼吸の音さえ伽藍に反響しそうな、張り詰めた沈黙が辺りを支 〈続きを読む〉

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作者:此瀬 朔真 お題:簡単な別れ 制限時間:15分 読者:44 人 文字数:926字
めんどくさくなってきた。 緑と白の吹き出しが順番に、だらだらと画面に表示され続ける。綴られていることといえば中身があるようなないような、いつまでも同じところを 〈続きを読む〉

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作者:此瀬 朔真 お題:黒い闇 制限時間:30分 読者:46 人 文字数:1456字
深夜、路地裏。街灯もろくにない、立ち並ぶのは寝静まった民家ばかり。わざと危険な場所を選んで歩くのはこれが仕事だからだ。辺りに紛れる黒いパーカーの、前開きのファ 〈続きを読む〉

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作者:此瀬 朔真 お題:12月のぷにぷに 制限時間:15分 読者:46 人 文字数:582字
暗い空からほわほわと、舞い落ちる白。ピンクとブラウン、カスタードのトリコロールの手袋がそれをそうっと受け止める。やわらかな毛糸にとまった雪のひとひらを、こちら 〈続きを読む〉

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作者:此瀬 朔真 お題:過去のガールズ 制限時間:15分 読者:59 人 文字数:1124字
あらまあ、いやだわあははは。大口を開けて笑うご婦人方はどうやら買い物帰り。近所のスーパーのビニール袋、はみ出している長ネギは炎天下にしおれ気味。そりゃそうだ、 〈続きを読む〉


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作者:此瀬 朔真 お題:団地妻の人々 制限時間:15分 読者:56 人 文字数:967字
陰口告げ口噂話、根も葉もきりもない井戸端会議。分厚い板チョコみたいな、おんなじ形の建物の群れ。暮らしているのは似たり寄ったりの家族。繰り返されるのは変わり映え 〈続きを読む〉

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作者:此瀬 朔真 お題:苦しみの小説練習 制限時間:30分 読者:56 人 文字数:1107字
バックスペースキーを連打する望月の顔は険しい。書いては消し、書いては消し、書かずに消す。実際に残った文字は、費やした時間に比べると驚くほど少ない。「……あのさ 〈続きを読む〉

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作者:此瀬 朔真 お題:愛、それは模倣犯 制限時間:15分 読者:69 人 文字数:671字
「ささやかなテロ」から一か月。学園は相変わらず賑やかで、学生たちが胸を張って闊歩する。変わったことと言えば、「魔王」と「帝王」により強行されそうになった学則の 〈続きを読む〉

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作者:此瀬 朔真 お題:燃える愉快犯 制限時間:15分 読者:49 人 文字数:723字
化け猫は笑っていた。いつも通りにやにやと、しかしよく見るとその笑みは普段よりも深い。目が爛々と輝き、口の端はきゅうっと吊り上がっている。「さて、ついにこのとき 〈続きを読む〉

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作者:此瀬 朔真 お題:当たり前の酒 制限時間:15分 読者:68 人 文字数:1026字
こん、とカウンターに空いたグラスを置く。ぽん、と壜の栓が抜ける。とくとく、と琥珀色の液体が注がれる。からん、と氷が鳴る。 店にやってきてからそろそろ二時間、こ 〈続きを読む〉