十河一之介の即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
15分 10 4932字 493.2字 30.0%
30分 4 2976字 744.0字 50.0%
総合 14 7908字 564.9字 35.7%

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作者:十河一之介 お題:簡単な口 制限時間:15分 読者:22 人 文字数:549字
「乗り気じゃなかったんだ」そう口を開いたのはスパッドだった。そりゃそうだろう。だれだって相当に追い詰められていなければ盗みになんて入らないさ。なにを当たり前のこ 〈続きを読む〉

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作者:十河一之介 お題:限りなく透明に近い悲劇 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:554字
歩いて帰るのはきらいじゃない。そう木下華が思ったのは夕暮れどき、ほどよく空に雲がかかった、西日を背にして家路についているときだった。前方には黄色い全方位につばが 〈続きを読む〉

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作者:十河一之介 お題:清い霧 制限時間:15分 読者:68 人 文字数:764字
この街には縁起が良いとされるものが三つある。一つは真夜中にニワトリが絶叫すること、もう一つは。そして最後に白い霧が真昼間から立ち込めること。その日は珍しいことに 〈続きを読む〉

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作者:十河一之介 お題:帝王の会話 制限時間:15分 読者:67 人 文字数:714字
大陸を南北に二分して東西に分かつ大きな国が二つあった。それぞれの国を治める西の国の王と東の国の王は、互いにどちらが優れているかをはっきりさせないと気が済まない性 〈続きを読む〉

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一コマ ※未完
作者:十河一之介 お題:運命のアパート 制限時間:15分 読者:55 人 文字数:439字
「気をつけて歩きなさいよ」あゆ美の口をついて出た言葉はわずかに遅かった。バシャッ!小さな水しぶきが360度に乱れ飛ぶ。あー。せなは口をあけたまま彼女なりにおどろ 〈続きを読む〉


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停滞感と色 ※未完
作者:十河一之介 お題:部屋とYシャツと体 制限時間:15分 読者:56 人 文字数:410字
身体を動かすたびにほんのわずかな痛みを伴う。一本一本のイグサが秩序正しく敷き詰められた畳の上で無造作にただ横になる私は、なんとも不恰好で、イグサにも劣る存在に思 〈続きを読む〉

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作者:十河一之介 お題:疲れた霧雨 制限時間:15分 読者:56 人 文字数:451字
窓の外は見渡すかぎりの茶色。土。木。木というか大木。深い深い森のそのまた奥深くにこの小屋はある。人里離れたもんじゃない、秘境と呼べばその途方もない距離感が伝わ 〈続きを読む〉

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作者:十河一之介 お題:気高い幻想 制限時間:30分 読者:64 人 文字数:839字
みなが羨望の眼差しで見るのは仕方がないことだと思う。事実、私の身の回りには、その品位の高さを示すような珍品や珠玉の宝物が所狭しと部屋中を埋め尽くしていた。どこ 〈続きを読む〉

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はみ出され者 ※未完
作者:十河一之介 お題:早すぎた君 制限時間:30分 読者:64 人 文字数:559字
「よーい、ドン!」フライングというものは1回までなら許される。と、お思いだろうか。正しくは不正スタートというのだそうだが、競技によっては例えば陸上などでは、1度 〈続きを読む〉

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おとぎの森 ※未完
作者:十河一之介 お題:重い窓 制限時間:15分 読者:65 人 文字数:284字
山奥深く、うっすら暗く木々に囲まれた場所にその家はある。家と言っても簡素なもので扉1枚、窓1枚のワンルーム。冗談抜きで三匹の子豚に登場する藁のおうち、といって 〈続きを読む〉