恵利文萌の即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
15分 49 22870字 466.7字 85.7%
1時間 3 3191字 1,063.7字 100.0%
総合 52 26061字 501.2字 86.5%

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作者:恵利文萌 お題:彼が愛した兄弟 制限時間:15分 読者:6 人 文字数:278字
その二人は完璧な兄弟だった。 兄は弟を慈しみ、弟は兄を敬う。 僕は二人を視るのが興味深かった。 二人は完璧な一対に見えた。人間同士を結び付ける性愛という本能を 〈続きを読む〉

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作者:恵利文萌 お題:疲れた夕方 制限時間:15分 読者:9 人 文字数:562字
外回りから戻り伝票を書き上げるとフロアに残っているのは営業仲間ばかりだった。明日の朝イチで処理してもらおうと、付箋をつけて営業アシスタントの机に書類を置いてお 〈続きを読む〉

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作者:恵利文萌 お題:限りなく透明に近い整形 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:422字
その変化はあまりにも小さく、俺はまったく気づいていなかった。 十歳年下の友人の弟。 出会いは高校の頃。子供はまだ小学生だった。男とも女ともつかない幼児らしい愛 〈続きを読む〉

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作者:恵利文萌 お題:100の霧 制限時間:15分 読者:9 人 文字数:452字
王子様はお姫様と幸せになりました。 そういう昔話が好きだった。 なんの迷いもない世界。 いつか僕を王子様が迎えに来る。そんな夢を見ていた。だって誰だって幸せに 〈続きを読む〉

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作者:恵利文萌 お題:忘れたいセリフ 制限時間:15分 読者:9 人 文字数:550字
酔うとやたらとスキンシップが多くなるタイプがある。 俺の友人――仮にAとしよう――がそれだ。 明るい酒でスキンシップと言っても抱きつくだけ。同性である男に対し 〈続きを読む〉


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作者:恵利文萌 お題:明日の夫 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:326字
結婚なんて興味もなかった。縁もないと思っていたし。遠いどこかの国では同性婚が認められたとか、パートナーシップがどうとかニュースになっても、自分とは関係ない話だ 〈続きを読む〉

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作者:恵利文萌 お題:昼間のつるつる 制限時間:15分 読者:19 人 文字数:455字
「なんだよこれっ」「なにって、素麺やん」 今日の料理当番は俺だ。暑いからと素麺を茹でた。それは相方も納得のはずだ。「素麺は見りゃ分かる。オレが言いたいのはコレだ 〈続きを読む〉

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作者:恵利文萌 お題:もしかして体 制限時間:15分 読者:15 人 文字数:409字
夏の恋は秋が来れば冷める。そういう人が多いけど、僕たちは違うと思うんだ。きっとこれは運命の恋。「もう帰っちゃうのか」 日に焼けた素肌をシーツの上で惜しげもなく 〈続きを読む〉

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作者:恵利文萌 お題:混沌のヒーロー 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:381字
強くないと生き残れない。自然は残酷だ。 その仔は小さくひ弱そうに見えた。実際もう何日も餌にありつけていない様子だ。野宿をしている俺をずっと見ている。正しくは焚 〈続きを読む〉

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作者:恵利文萌 お題:ありきたりな外資系企業 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:448字
長年共に暮らした愛犬が死んだ。捨て犬だったのを拾ったのが18年前。かなり長生きした方だ。 あの日は雨が降っていた。キュウキュウと哀れな鳴き声を耳にしたとき、俺 〈続きを読む〉