小宇佐銀次郎の即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
15分 148 124227字 839.4字 50.0%
総合 148 124227字 839.4字 50.0%

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作者:小宇佐銀次郎 お題:知らぬ間の牢屋 制限時間:15分 読者:7 人 文字数:617字
改札を通って北口に向かっていると、真新しいポスターがでかでかと貼ってあるのが目に入った。「『できない君』も『できる君』に!」 どうやら近くに学習塾ができたらし 〈続きを読む〉

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作者:小宇佐銀次郎 お題:寒い教室 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:708字
なぜいまだにこんな古いストーブを使っているんだろう。朝、登校するたびに私は思う。今どき、家でも外でも、こんなものを使って暖をとっているところなんてない。使って 〈続きを読む〉

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とうひ ※未完
作者:小宇佐銀次郎 お題:熱い医者 制限時間:15分 読者:12 人 文字数:458字
医者である父さんのことが自慢だった。 家にはお金がいっぱいあって、経済的な不便は一度だって感じたことなんかなかった。塾だって大手のいいところに通わせてもらえて 〈続きを読む〉

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ブランコ ※未完
作者:小宇佐銀次郎 お題:遠い父 制限時間:15分 読者:127 人 文字数:503字
二丁目の公園で、ブランコが揺れていた。誘われているみたいで、僕はその幼い黄色と赤のブランコに座って軽く地面を蹴った。鎖がギイギイと辛そうに軋んで揺れる。公園に 〈続きを読む〉

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作者:小宇佐銀次郎 お題:商業的な狼 制限時間:15分 読者:131 人 文字数:588字
部屋はぬめりと重たい空気に満たされていた。肌にまとわりつくような、もはや湿度というよりは粘度というのが相応しい、不快な嫌らしさだった。それを掻き分けて、茶封筒 〈続きを読む〉


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異種族採用 ※未完
作者:小宇佐銀次郎 お題:危ない就職 制限時間:15分 読者:108 人 文字数:409字
「はい、次の方どーぞー」 椅子の背もたれに思い切り寄りかかりながら、ドアの外へやる気のない声を放る。朝から始めた採用面接も、もう佳境。窓の外には夜の帳が落ちてい 〈続きを読む〉

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作者:小宇佐銀次郎 お題:茶色い囚人 制限時間:15分 読者:134 人 文字数:695字
夜が明けていく。東の空が白んでいく。どこからか聞こえるテレビの音、癇に障る笑い声。くだらない。クダラナイ。僕はそっと目を閉じる。 僕たちは夜に生まれる。夜の帳 〈続きを読む〉

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初夏の記憶 ※未完
作者:小宇佐銀次郎 お題:どす黒いテロリスト 制限時間:15分 読者:121 人 文字数:791字
あの日のことで思い出すのは、いつも父さんの後ろ姿だ。「待って! お父さん、待ってよ!」 どんなに叫んだって父さんが待ってはくれないことを、僕は知っていた。それ 〈続きを読む〉

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作者:小宇佐銀次郎 お題:いわゆる電車 制限時間:15分 読者:130 人 文字数:772字
人間、頑張りにも我慢にも限界がある。それが来てしまったら、もう何かにすがるしかなくなるものだ。 キーホルダーにただ一つだけついた鍵を挿し、重い鉄製のドアを開い 〈続きを読む〉

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作者:小宇佐銀次郎 お題:壊れかけの育毛 制限時間:15分 読者:128 人 文字数:634字
部長の指がイライラと机を叩いている。パタパタと。爪がきちんと切られた、柔らかい音だった。「一体どうしろってんだ……!」「まあまあ」 小企業とはいえ、二十八歳の 〈続きを読む〉