の即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
15分 144 75317字 523.0字 31.3%
30分 1 492字 492.0字 0.0%
総合 145 75809字 522.8字 31.0%

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作者: お題:今年の勇者 制限時間:15分 読者:24 人 文字数:602字
厳選なる籤引きの結果、という前置き付きで、ついに呼び出しが掛かった。 狭苦しい玄関の向こう、日差しを受けたラッパが一瞬輝くのを見ただけで、今年の勇者にはそれが 〈続きを読む〉

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作者: お題:勇敢な祖母 制限時間:15分 読者:21 人 文字数:570字
臆病で何が悪い、というのが祖母の口癖のひとつだった。 善良で、勇敢で、優しくて、利他的であった自慢の夫を、その性格が必然的に導く自己犠牲の精神によって失ってか 〈続きを読む〉

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作者: お題:静かな海風 制限時間:15分 読者:26 人 文字数:864字
明け方、波打ち際で、若い鴎が冷たくなっていた。 もっとも、若い、というのは単なる想像だ。なんとなく、その硬く閉ざされた瞼の感じとか、僅かに開いた嘴の色合いだと 〈続きを読む〉

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作者: お題:元気な嘘 制限時間:15分 読者:26 人 文字数:497字
元気であると嘘を付く度に、いつもどこかで鈍く鉄の味がする。知らぬ間に口内を噛み締めているのかもしれない。あとでこっそり鏡に向かって舌を出してみるものの、血の 〈続きを読む〉

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作者: お題:近い会話 制限時間:15分 読者:33 人 文字数:587字
机に広げた左手の、奇妙に捻れた小指の爪は、貝の裏面のような紫色で、自分の一部とは思えなかった。剥がしたばかりの絆創膏には茶色い血がたっぷり染みこんで重たく膨ら 〈続きを読む〉


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作者: お題:怪しいセリフ 制限時間:15分 読者:31 人 文字数:568字
そんなこと言ったっけ、と旦那は笑った。それが照れ笑いではないことは声の響きから明白だった。旦那はただ、驚き、不意を突かれ、不思議そうに、面白がって、そう言った 〈続きを読む〉

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作者: お題:淡い世界 制限時間:15分 読者:35 人 文字数:920字
ゆらぐ光、ほどける輪郭、網膜に滲む世界、水彩絵の具を使えば優しい人だと思ってもらえるんじゃないかと、そんな妄執に囚われたのはいったいいつのことだったのか。おそ 〈続きを読む〉

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作者: お題:無意識の小説合宿 制限時間:15分 読者:31 人 文字数:800字
夢の中で書かれる小説の多くは日の目を見ない。なぜって、夢と文字とは相性が極端に悪いのだ。 それでも昔は別に何の問題もなかった。焚き火や暖炉の傍で舌によって語ら 〈続きを読む〉

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作者: お題:ひねくれた娼婦 制限時間:15分 読者:32 人 文字数:623字
人間という種族の歴史において、もっとも最古の職業は、娼婦だと言われている。 今では、そのノスタルジーだけが、私たちの唯一の拠り所だ。 私たちには、もう身体がな 〈続きを読む〉

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作者: お題:うわ・・・私の年収、行動 制限時間:15分 読者:32 人 文字数:649字
都市の片隅に、ある日ふらりと現れたそいつは、それはもう莫大な財産を携えていた。 どの国でも、たとえば首都であれば、富豪という生き物は別に珍しいものでもないが、 〈続きを読む〉