しろみの即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
15分 31 23210字 748.7字 90.3%
総合 31 23210字 748.7字 90.3%

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作者:しろみ お題:神の夕方 制限時間:15分 読者:15 人 文字数:821字
ヤツルちゃんが歌を歌っていました。真っ赤な髪が、くるくると回る度に空間に筆を下ろしていくようで、彼女が歌い終わったら夜が来るものだから、学校のみんなは彼女が時間 〈続きを読む〉

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作者:しろみ お題:安全なエリート 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:651字
ユグニア山脈の麓、川沿いに2ガテロほど進んだ辺りに亡命者の集落が出来ている、とは手紙の通りだ。木々の赤々とした実りを残念な思いで見送りながら、僕とロアは歩いてい 〈続きを読む〉

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作者:しろみ お題:かゆくなる夜 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:658字
どこまでもどこまでも水で薄めたコーヒーみたいな、中途半端で必要のない気休めのようなことを聞かされていた。やれ、どこの誰がなになに大学の推薦だなんだと、長い爪を持 〈続きを読む〉

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作者:しろみ お題:寒い電車 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:444字
渇いた音を立てて強い光が走った。スマートホンで、二人のツーショットを撮った。特に、猫耳とか髭は付けない。かわいく撮ったって仕方ないから。明るくなったのは一瞬で、 〈続きを読む〉

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作者:しろみ お題:生きている月 制限時間:15分 読者:12 人 文字数:730字
また明日ね、とその横顔を見た。噴水広場からインターロッキングをとつとつと歩いていく背中は返事をしない。後れ毛が眩しいけれど、ここでお別れだ。私はシイとナナを連れ 〈続きを読む〉


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作者:しろみ お題:マンネリな爆発 制限時間:15分 読者:24 人 文字数:810字
ちゃぶ台に肘をかけて、どんどん増える不可思議なコーラをすすりながら何本目かの映画を見ていた。座椅子は腰の所に奇妙なスペースが出来ていて、嫌なタイプのふかふか感を 〈続きを読む〉

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作者:しろみ お題:天国の電車 制限時間:15分 読者:50 人 文字数:630字
リューカトロの橋を越えた先、深くたなびく運河を越える鉄道。それが羽のないものが雲の上を移動する唯一の手段だ。羽つき一年目のシオンは、ここへ来るのも初めてな上、街 〈続きを読む〉

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作者:しろみ お題:つまらない悪役 制限時間:15分 読者:71 人 文字数:595字
朝日が昇るのを止められたら、とそんなことを遥は言う。肩にかかるおかっぱの髪が夜空と町とに溶けて、街灯や僅かな星の光を反射した暗い瞳は夏に似合いだ。「夜が好きなの 〈続きを読む〉

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作者:しろみ お題:馬鹿な手 制限時間:15分 読者:72 人 文字数:592字
多ければ多いほどいいわけでもないというのはなにものにも適応される。指が片手に三十本ついていたなら、婚約指輪は三倍になるだろうし、料理をしたなら怪我をすることだろ 〈続きを読む〉

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作者:しろみ お題:群馬の小説合宿 制限時間:15分 読者:70 人 文字数:644字
きしきしと床が鳴く旅館の廊下を歩きながら、チエとわたしは濡れた髪を拭いている。文芸部で、まさか電車に揺られて山道を歩くとは想像していなかった。この旅館は学生時代 〈続きを読む〉