ひよめきの即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
15分 1 269字 269.0字 100.0%
30分 5 4966字 993.2字 100.0%
1時間 17 28364字 1,668.5字 100.0%
2時間 3 5369字 1,789.7字 100.0%
総合 26 38968字 1,498.8字 100.0%

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作者:ひよめき お題:鈍い空想 制限時間:30分 読者:37 人 文字数:1068字
「そして、お皿さんと、……スプーンさんは、えっと、……」しどろもどになっている女は、汗ばんだ指で眼鏡を押し上げる。彼女の癖らしい、もう何度も繰り返している。「ス 〈続きを読む〉

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作者:ひよめき お題:記録にない稲妻 制限時間:2時間 読者:56 人 文字数:2019字
稲妻が落ちたのだ、とサジ村の人々は言う。稲妻が落ちてね、そりゃすごい稲光で、ここに落ちたんだ、だから土が焦げてしまって、ほらね、でも家やら焼けなくてよかったねえ 〈続きを読む〉

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作者:ひよめき お題:彼女の嵐 制限時間:30分 読者:41 人 文字数:562字
心に空を持つ人は多くはないが、彼女の嵐は手に負えない。空を抱えた人々は、しばしば言葉を見失う。会話をしている途中などで口をつぐむ。適切な言葉が見当たらないのだと 〈続きを読む〉

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作者:ひよめき お題:見憶えのある海辺 必須要素: 制限時間:15分 読者:44 人 文字数:269字
暦の上ではもう春のはずだが、日暮れ後の海は暗く寒々としていた。白く泡立つ波をじっと見る。山の麓の育ちの私には、海を見るのはこれが初めてのことだ。間違いないはずだ 〈続きを読む〉

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作者:ひよめき お題:幸福な笑い声 必須要素:パーカー 制限時間:1時間 読者:38 人 文字数:760字
隣にいる男は、目が見えない。私の肘のあたりを骨ばった手でしっかりとつかんでいる。その力は強くて、彼の不安感が表れている。ただ、彼の寄る辺なさが表れるのは、その手 〈続きを読む〉


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作者:ひよめき お題:嘘の人々 制限時間:2時間 読者:47 人 文字数:1356字
『雑踏を見つけたら気をつけろ』コンクリートの壁に埋め込まれていた先達からのメッセージに首をひねった。アポカリプスのこの時代に、雑踏などあるわけがないのだ。自動修 〈続きを読む〉

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作者:ひよめき お題:ひねくれた木 必須要素:文学フリマ 制限時間:1時間 読者:46 人 文字数:1074字
困ったものだ、とロデは頭をかいた。ござを敷いて露店を開こうとしている、そのちょうど真上にぐんねりと木の枝が渦巻いているのだ。うまく胡坐をかいても、脳天につきでた 〈続きを読む〉

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作者:ひよめき お題:わたしの嫌いな伝承 制限時間:1時間 読者:65 人 文字数:1595字
この村の言い伝えを、私は嫌っている。村のはずれ、山間近くに池がある。さほど大きくはないが、水は澄んでいて気持ちがよい。子供の遊び場や散歩をするのにちょうど良いと 〈続きを読む〉

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作者:ひよめき お題:淡い衝撃 必須要素:直木賞 制限時間:1時間 読者:71 人 文字数:2124字 評価:1人
会場裏の自動販売機には、気に入りの緑茶がなくて仕方なく適当なコーヒーを押した。両手でお手玉しながら熱を取っていると、直木がやってきた。同じゼミ仲間だが、一匹狼め 〈続きを読む〉

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作者:ひよめき お題:疲れた成熟 制限時間:1時間 読者:77 人 文字数:1058字
ビッグバンにより宇宙は生まれた。無から無限の有が生まれた。だから、これも、ひとつの宇宙といっていいのだろう。ごくありふれた生活を送る、ごくありふれた男は。日々の 〈続きを読む〉