巳々栗ぼっちの即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
30分 22 17979字 817.2字 100.0%
総合 22 17979字 817.2字 100.0%

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作者:巳々栗ぼっち お題:鈍い作家デビュー 制限時間:30分 読者:10 人 文字数:822字
「……」 僕は白という色が嫌いだ。純白だとか真っ白だとか、そういった『何も手が加えられていないモノ』は特に嫌いだ。嫌悪しているといっても過言ではない。ある意味で 〈続きを読む〉

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作者:巳々栗ぼっち お題:私が愛した決別 制限時間:30分 読者:8 人 文字数:786字
初めて好きになった人は、夢を持っていた。その夢を叶えるために、高校を卒業したら街を出るのだと言っていた。 私は彼女と一緒にいたかった。彼女についていきたかった 〈続きを読む〉

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作者:巳々栗ぼっち お題:限界を超えた修道女 制限時間:30分 読者:7 人 文字数:985字
「シスター、これはどこに置けばいい?」 木材を肩に載せたまま、俺は修道女に声をかけた。「あ、それはあっちに……」 つい、と、彼女は木製の長椅子が固められている場 〈続きを読む〉

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作者:巳々栗ぼっち お題:去年の栄光 制限時間:30分 読者:8 人 文字数:730字
「……」 高架下の道に、そいつはいた。雨天にもかかわらず、傘をささずにここまで来たようだ。そいつが――彼女が――かぶっているパーカーは、フードから肩のところまで 〈続きを読む〉

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作者:巳々栗ぼっち お題:飢えた空 制限時間:30分 読者:6 人 文字数:695字
「かつて人類は、空を飛んでいた」 無表情のまま、けれど謡うように師は言った。「甲鉄の翼と燃える水。それらを以て、我らの祖先は確かに空を支配していたのだ。――ここ 〈続きを読む〉


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作者:巳々栗ぼっち お題:限りなく透明に近い模倣犯 制限時間:30分 読者:17 人 文字数:1076字
「僕じゃあない」 緊張感でひりつく取調室に、少年の声が小さく響いた。自称十七歳のその少年は、伸び放題になっている前髪の向こうから、じっと俺を見つめている。その少 〈続きを読む〉

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作者:巳々栗ぼっち お題:理想的な14歳 制限時間:30分 読者:14 人 文字数:1003字
「こんにちは、お兄ちゃん!」 駅前の広場にあるベンチで休んでいると、そんなふうに声をかけられた。念のため左右を確認してから顔を上げる。すると、目の前にはやたらと 〈続きを読む〉

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作者:巳々栗ぼっち お題:儚い食卓 制限時間:30分 読者:19 人 文字数:718字
「……ふう」 獣道を歩きながら、額の汗をぬぐう。季節は夏の盛り。森の木々が日差しを遮っているとはいえ、それでも気温は高い。いつの間にか肩からずれ落ちそうになって 〈続きを読む〉

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作者:巳々栗ぼっち お題:うわ・・・私の年収、姉妹 制限時間:30分 読者:17 人 文字数:618字
――人生は生まれた家によって決まる。 そんな言葉を耳にするたび、それはどうなのだろうと独り言つ。 私は、比較的裕福な家庭に産まれた。それなりに優しい両親と、私 〈続きを読む〉

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作者:巳々栗ぼっち お題:マイナーなジジィ 制限時間:30分 読者:11 人 文字数:831字
「よお、元気にしてたか?」 食堂で食事をしていると、後ろから声をかけられた。振り向くと、そこには同期の青年が経っていた。脱色された髪の色が、軽薄そうな顔立ちによ 〈続きを読む〉