なたねの即興小説

制限時間 作品数 合計文字数 平均文字数 完成率
15分 14 10232字 730.9字 64.3%
総合 14 10232字 730.9字 64.3%

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作者:なたね お題:オチは解散 制限時間:15分 読者:14 人 文字数:859字
「おい、生きてるか!」 死人に口なし、どうやってそれにNOと答えるのだろうか。あきらかに動揺した目の前の男は、私の身体を乱暴にゆすった。腕が細いくせに、なんか妙 〈続きを読む〉

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作者:なたね お題:同性愛のドロドロ 制限時間:15分 読者:23 人 文字数:599字
目覚めたとたん、巨大な肉の塊が私の目元に落ちてきた。 塊は大きく揺れながら私の肌に触れる直前に止まって、ちょうど彼女は私に大きかぶさった形となった。「よお」 〈続きを読む〉

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少年 ※未完
作者:なたね お題:少年の兄 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:692字
「おじちゃん、もうおしごといっちゃうの?」 頷いた私にぎこちない笑みを返して、それから少年は言った。「きょうはね、僕のおかあさんが会いに来てくれるんだって。おか 〈続きを読む〉

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作者:なたね お題:オチは痛み 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:555字
私が楽屋へ向かった時に話し掛けてきたのは、同期で売れっ子の作家、サメ次郎だった。「売れてるか」「……おかげさまで」 昨年までにこんなことを言われていたら、まち 〈続きを読む〉

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作者:なたね お題:調和した洞窟 制限時間:15分 読者:22 人 文字数:860字
僕はある日、ちくわのなかを見てしまったことがある。 空っぽだった。磯臭い空気と共に向こうで動く兄弟が妙にちっぽけに見えて。 海原というよりは、ため池のように虚 〈続きを読む〉


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作者:なたね お題:アブノーマルな多数派 制限時間:15分 読者:21 人 文字数:855字
「我々は幸せです」 今朝、そんなことを不意に話し掛けられた。 名前も、顔も知らない。どちらかというとため息の似合うおっさんは、続けてわたしに言ってくる。「世界中 〈続きを読む〉

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作者:なたね お題:名付けるならばそれは会話 制限時間:15分 読者:28 人 文字数:700字
「330、起きているかい。330」 入ってすぐにかけた一声に、今日もそれは答えてくれた。 人形。 肉と骨を持った、無魂の人型。「__スリー、スリー、ゼロ」 空気 〈続きを読む〉

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※未完
作者:なたね お題:見憶えのあるフォロワー 制限時間:15分 読者:21 人 文字数:560字
「初めまして、ですよね」 電話の向こう、その日最後の相談者は、いかにも若い、まだハリのある声を持つ青年だった。「はじめまして、……えーと、ごめん。なんて読むのか 〈続きを読む〉

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作者:なたね お題:黄金の孤独 制限時間:15分 読者:18 人 文字数:622字
囲まれている。 人。夢、金、愛。 私は今、この世のすべてに囲まれている。「腹が減ったな」 瞬間、腹が満たされた。 私は、全てに囲まれている。かこまれて、何もか 〈続きを読む〉

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作者:なたね お題:地獄銀行 制限時間:15分 読者:46 人 文字数:910字
男が差し出したその箱は、いかにもな生臭さを発してカウンターに載せられていた。「あのー。……お客様?」 私が彼と向かい合うように立っているのだから、それを言うの 〈続きを読む〉